インプルーブド・クリンチ・ノット 用途:ラインとフック・ルアー・フライを結ぶ
■ここで紹介するインプルーブド・クリンチ・ノットは、クリンチ・ノットの改良(インプルーブド)型です。
「速い」「強い」「簡単」と三拍子そろっているクリンチ・ノットですが、最新のナイロンラインはより強く、使いやすく進化するのに伴い、ラインの表面も均一化されたので、早く言えば「よりつるつる」な表面のラインになったことで、それはつまり簡単に「ほどけてしまう!」ラインになってしまったようです。
三拍子そろってなおかつ、ほどけにくくするにはどうしたらよいか…? と考えられたのが、この「ほんのちょっとの工夫」による改良型クリンチ・ノットです。
現在でも高性能ナイロンラインの進化は進んでいます。より確実に実釣の前にご自分で使っているラインで試すことを忘れないようにして下さい。
さらにより確実に結びたいなら、結び終わりに結びコブを作っておけば、安心ですね。
インプローブド・トライレーンノット 用途:ラインとフック・ルアー・フライを結ぶ
■インプローブドクリンチ・ノットのさらなる改良型ノットのご紹介です。
前回のインプルーブド・クリンチ・ノットの改良型と聞けば、知っていて損はありませんし、是非お試し下さい。
注意点としまして、どの結び方もそうですが、よりしっかりと美しく締めこむことは忘れずに!それが強さの秘訣です。
パロマー・ノット 用途:ラインとフック・ルアー・フライ・スイベルを結ぶ
■パロマー・ノットは金属アイに対するノットの中で絶対的な信頼と、強さを示してくれる本当に優れた素晴らしいノットです。
しかも、「そんなに単純・簡単な方法で強いノットが出来る訳ない」と思わせるほど簡単です。
使い方としては下図を見てもらえば解りますが、結ぶものを一度くぐらせなければならないので、一番端に金属類を結ぶ場合に使うのがベストです。
簡単で強い結びとなりますので、使わない手はありませんね!
外掛け結び 用途:ラインとハリを結ぶ
■外掛け結びのご紹介です。"かん"のついていないハリとラインを直接結ぶための基本中の基本です。
多くの方が最初に教えられる、又は覚えるフックとの直接の結びがこの外掛け結びだと思います。
作りやすい、教えやすい(覚えやすい)結び方です。作業手順を目で追っていけて、ハリ結びの原理のひとつを理解するにはとても良いノットです。
バスフィッシング等では直接のハリ結びはあまりなじみはないかもしれませんが、マスターしておいて損はありません!
しかし欠点もあります。1ヶ所の結びでハリ全体を支えているので緩みやすくほどけ易いと言われています。しかし、基本中の基本を覚えた上で次に進めばノットをより深く理解できると思います。
内掛け結びⅠ 用途:ラインとハリを結ぶ
■「内掛け結び I」のご紹介です。一般的に日本では、ハリとラインを直接結ぶ2大ノットのひとつが上記で紹介しています「外掛け結び」、そして、もうひとつがこの「内掛け結び」です。
「内掛け結び」は「外掛け結び」に比べるとずっとほどけにくく、しかも締め込んでいったときの締まり具合も、このノットの方が優れています。
つまりこのノットの方が結束力に優れた、より大物対応が可能なノットといえそうです。
欠点をあげるとすれば「外掛け結び」少々結びにくさがありますので、どうしても結びにくい方は、下記でご説明しております「内掛け結び II」をお試し下さい。
内掛け結びⅡ 用途:ラインとハリを結ぶ
■上記でご紹介している「内掛け結び I」が結びにくいという方はこちらの「内掛け結びⅡ」をお試し下さい。
漁師結び 用途:ラインとハリを結ぶ
■漁師結びのご紹介です。
実は見た目の「なんとなく頼りなさそう」という印象から常用している釣り人は少ないみたいですが、フロロカーボンラインなどとは相性の良いノットです。
プロが使い続けた結び方だけに、「速い」「短いハリスでも無駄 なく結べる」「慣れれば暗やみでも結べる」「結び代が小さい」という大変優れた特長を持ち合わせています。
スネルノット 用途:ラインとハリを結ぶ ■スネルノットのご紹介です。 ネイルノット(下記でご紹介しています)を器具を使わずにハリそのものに結ぶ方法です。 SF Knot/SFノット 用途:PEラインとショックリーダーを結ぶ ■ポピュラーなPEラインとショックリーダーを結ぶ方法がSFノットです。 一見、複雑そうですが基本は鮎釣りなどに使う「編み付け」にユニノットを加えたものです。最後の締め込みはきっちりとおこなって下さい。手でかなり力をかけるので(締め込み用の手にはめるゴム製の道具もあります)十分注意して下さい。 ビミニツイスト 用途:ラインで輪を作る ■様々なライン素材のほとんどに100%結節強度を示しています。(PEだけは最高でも70~85%が限度) 多少の練習は必要ですが、絶対に憶えておいて損、いや必ず有り余るほどの恩恵にあずかること間違い結び方です! ネイルノット 用途:フライラインとリーダーを結ぶ ■ネイルとは釘の事ですが、現在では図のようにパイプ状の釘もどきを利用して結び上げることが多く、この方法は主にフライラインにリーダーのバット部分を結ぶときに使われています。ネイルノットはPEラインは除いて、どんな素材のラインでも、ダブルラインでも結ぶことができ、緩みにくく解けにくい、大変に強度がある優れたノットです。 ■便利で速いノットです。ラインの素材の違い太さの違いも、あまり影響しない結びです。 サージャンノット 用途:ラインとラインを結ぶ ■ラインとラインを繋ぐのに早く便利で簡単で強いノットです。 エイトノット同様、ラインの素材の違い太さの違いも、あまり影響しない結びです。
エイトノット(八の字) 用途:ラインとラインを結ぶ
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